犬・猫・鳥の看護日誌

2021年03月08日

わんちゃんの無駄吠え 

威嚇吠えのしつけ法

威嚇吠えの場合は、「危険ではない」ということを知らせることが何よりも大切です。

まず、「お座り」や「ハウス」など、吠え以外の指示を出していき、犬が吠えない時間を作りましょう。吠えなくなったタイミングで「よしよし」としっかり褒めてあげると、徐々に吠える必要がないことを理解するようになります。

このときに注意したいのが、吠えている最中に構ってしまうこと。犬が「褒められてるのかな?」と勘違いしてしまうので、かえって逆効果になります。

また、飼い主が怒鳴ったり、暴力を振るったりするのもNGです。こうした行動は犬に恐怖を与えていまい、飼い主との信頼関係を壊すことにも繋がります。

犬には言語というコミュニケーション手段がないので、飼い主側が理解してあげることも必要です。何に対して警戒しているのか、周りにある事物を見ながら原因を考え、吠える対象を事前に把握することで「危険ではない」ということを教えてあげましょう。
 

4.恐怖吠えをしつける方法

犬は雷や花火、台風などの大きい音や、慣れない環境にいると恐怖や不安を感じてしまうデリケートな生き物です。怖い気持ちのときなど、些細なことがきっかけで「恐怖吠え」をしてしまうこともあります。怖がる原因を抑え、しっかり対応していきましょう。

恐怖吠えの原因

恐怖吠えは、感情を抑えきれずに興奮しているときに発せられるので、一見すると威嚇吠えと見分けるのが難しいかもしれません。ただ、恐怖吠えは威嚇吠えより声のトーンがやや高くなるという特徴があります。声と表情を照らし合わせて判断しましょう。

犬も人と同じように、慣れない環境にいると不安な気持ちになります。特に初めての場所に連れて行ったり、知らない人が現れたりすると怖くなり、恐怖吠えをしてしまうようです。

また、過去のトラウマも恐怖吠えの原因になります。

例えば、散歩中やドッグランの中で怖い犬に吠えられたり、追いかけられたり、危険な目に遭ったときと似たような状況に陥るとつい当時を思い出し、恐怖吠えをしてしまうこともあります。

恐怖吠えのしつけ法

基本的なしつけ方法に関しては威嚇吠えと同じですが、恐怖吠えの場合は、怯えている愛犬をしっかり安心させてあげる必要があります。

恐怖吠えを始めたら、まず、ハウスやケージなど、落ち着ける環境に移動させてあげましょう。その後は、安心させるために少し寄り添って「よしよし」と褒めてあげるのが大切です。

また、危険のない恐怖吠えの対象にはあえて対処せずに慣れさせるのも一つの手です。
ゆっくりと時間をかけながら周りの物事を理解させるようにしましょう。ただし、無理をさせることはストレスにつながるので、適度に行うことが大切です。

5.まとめ

犬は学習能力がとても高い動物です。飼い主が愛犬としっかりコミュニケーションを取りながらトレーニングしていくことで、無駄吠えもだんだん少なくなっていきます。

愛犬との信頼関係を気付いていくためにも、まずは飼い主が焦らずにゆっくりとしつけすることが大切です。

正しい方法を実践して、愛犬との楽しい生活を送れるようにしましょう。

無料でホームページを作成しよう! このサイトはWebnodeで作成されました。 あなたも無料で自分で作成してみませんか? さあ、はじめよう